新しい職場にいち早く慣れる方法

新しい環境

人とコミュニケーションを取るのがうまいという人はいいのですが、人見知りで初対面の方にめっぽう弱いという事になると、転職してから職場に慣れるまで時間がかかります。
もちろんフレッシュな気持ちで勤務する事が必要ですが、いつまでも職場になれないのでは困りものです。
全く知らない人たちの中に行くのですから、緊張するのが当たり前、少しずつ、企業の一員として慣れていくため、周りの人に積極的に話しかけたり、わからないことはそのままにせず、新米同様、質問して指導を受けるという心掛けで仕事をしていくといいでしょう。

転職の先輩に聞いてみた「職場に慣れるまでの時間」

実際に転職された方がどのくらいで新しい職場になれたと思えたか?というと、多くの方が、1ヶ月くらいと答えます。
人に慣れていくことも、その企業で自分がすべき業務も、1ヶ月くらいで把握するのが通常、それ以上かかるようなら業務があっていないのかも?という意見もあります。

ただ、人によっても、また業務内容によっても慣れたと思える時間はまちまちのはずです。
非常に難易度が高い仕事、また全く違う職種から転職したという場合、慣れるのに1カ月以上かかるという事もあるでしょう。

人の顔と名前を覚えるのが苦手という方もいます。
その場合、座席表を作っておくと便利です。

例えば電話応対の際、取引先から同僚を・・・といわれた時、慣れていない時でも座席表を作っておけばデスクを確認し、在籍していれば取り次ぐことができます。
その際、その方の顔を見て、○○さん、○番に電話ですと相手の名前をしっかり告げて取り次ぐことが出来れば相手の方も覚えてくれたんだなと考えてくれます。
周りの方の名前を知る事で、話しかけやすくなりますし、会議などで話をしている時、名前が分ればその方のだいたいの性格や誰と仲がいいのかという事もわかり、企業内での仲間関係がわかってきます。

転職先では誰もが先輩です

新しい職場では上司、同僚、課が違う人でも男性でも女性でも、同じように丁寧な言葉で接します。
年下でも、自分より先にその企業に在籍していたのですから、先輩に違いありません。
常に自分は仕事上で一番下なのだという意識を持って新しい職場に慣れていく事を考えましょう。

転職先では心機一転、これまでと全く違う人たちと業務を共にするのですから、自分の前職までのキャリアや、保有している資格なども関係ありません。
業務を一通りこなすことができるようになり、一緒に働く人たちと慣れていくことで、次第に自分を活かす業務ができるようになっていくでしょう。
あくまでも仕事は謙虚に、奢らず丁寧に業務をこなすという事を忘れないようにしましょう。