転職中はどこまでがNG?女性が気になるネイルマナー

仕事とファッション

転職する時、就職で面接を経験しているとはいえ、やはり緊張するものです。
転職を決意された方の理由はさまざまですが、これから働きたいと思う企業、店舗の人事の方に、社会人として経験のある人として見られるのですから、転職の面接は初就職の際の面接よりもある意味、緊張があるといえます。

就職活動が初めてで社会人としての経験がない学生の面接とは違い、リクルートスーツで行くというわけにもいきません。
社会人としてマナーや節度を守り、その上で個性があり光る存在として人事の方にお会いしたいものです。
特に女性は身だしなみに気を配る事や、企業や店舗で働く際に相応しい姿で面接する事が必要なので、どのようなファッションで行くか、アクセサリーはどうするか、ネイルなどはどうしたらいいか迷う事も多いでしょう。

ネイルは働く女性にとってすでにファッションの一部となっているかもしれません。
服飾業界で働いていたという方は、最先端のネイルをしておくことが服飾業界で働く人として当たり前の事だったかもしれませんが、一般企業の事務系へ転職を希望される場合などは、通常、「ネイルはしない」状態で面接を受ける方がいいとされています。

特に保育士や教師など、子供と関わる業界での面接では派手なネイルなどしないよう気を付けてください。
保育士は人手不足で東京エリアの保育士求人では常に1万件以上の募集があるほどです。

しかしいくら人手不足でも大切な子供を預けるにあたり印象というものは保育士にとってとても大切です。そのため身なりにある程度の清潔感や信頼感を醸し出せなければ、なかなか雇ってもらえないことがありますし、子供を相手にすることからネイルは避けるのが一般的です。

転職の面接だという事を忘れないでネイルケアを

プライベートでネイルを欠かさないという方も、面接のときだけは外していきましょう。
但し、爪が伸びていたり、手入れされていない状態はよくありません。
女性の指先は案外衣装に残ります。

荒れていたり爪が伸びていたりするとあまりいい印象を与えないので、普段ネイルをされている方は、しっかり落とし、爪が長いようなら適度な長さに揃えましょう。
爪を適度な長さに切ったらやすりなどで形をきれいに整えて、磨いておくと美しい指先になります。
指にささくれがあったり、荒れている状態なら、お風呂の後、指先に油分を与えてしっかりマッサージしておきます。

ひどく荒れている場合、油分を与えてマッサージをした後、手袋をして寝ると効果的です。
最近は手荒れの方が利用できる専用の手袋などもありますので活用されると、美しい指先になります。

油分はワセリンでもいいですし、馬油なども効果的です。
椿油や馬油が混ざった保湿力の高い物もありますし、根本的に水分が足りていない状態ならコラーゲンやヒアルロン酸、また尿素入りのクリームなども効果的です。
ネイルをしなくてもこうしたネイルケア、指先のケアを行っていくことで、清潔感があり手入れを常に怠らない印象がもてますので面接の際にもよい印象を人事の方に与えることができるでしょう。

自分を見てもらうのが面接、だから余計なものは必要ない

今までネイルは仕事に行く際のファッションとしていた方も多いと思いますが、面接の際には、どういう人なのかという事を人事の方にわかってもらう事が重要です。
いつもの私をわかってもらうのは、転職が成功し仕事をこなすようになってからで十分です。

面接では、身だしなみが整っていて社会人としてのマナーがあり、面接という場で適切なファッションができるかどうか人事の方が見定めていると考え、初対面の方にも社会人としていい印象を与えるために何が必要なのかを考えていくといいでしょう。
お堅い職場ほどネイルなどはいい印象になりませんので、どういった転職先で面接を受けるのかという事もよく考えて爪、指先のお手入れをしっかり行いましょう。